痛みの少ない治療～怖くない、やさしい歯科医療をめざして～

笑気麻酔・無痛治療について

当院では「痛み」や「不安」を和らげるための医療設備・技術を取り入れ、できる限りストレスの少ない歯科治療をご提供しています。

笑気吸入鎮静法（しょうきますい）

笑気麻酔とは、リラックス効果のある「笑気ガス（亜酸化窒素）」を鼻から吸うことで、不安や緊張を和らげながら治療が受けられる方法です。

効果

• 眠くなるようなリラックス感が得られ、痛みや恐怖心が軽減
• 施術中も意識ははっきりしているため、会話も可能
• 治療後はすぐに元の状態に戻るため、お子さまやご高齢の方にも安心

「注射が怖い」「治療音が苦手」「歯医者に行くと緊張してしまう」という方にもおすすめの方法です。

表面麻酔と電動麻酔器の併用

局所麻酔を行う際は、注射前に「表面麻酔（麻酔ジェル）」を塗布してから行います。これにより、針を刺すときの「チクッ」とした痛みを抑えることができます。
さらに、電動麻酔注射器を使用することで、ゆっくりと一定のスピードで麻酔液を注入。これにより、圧力による痛みや不快感を大幅に軽減することができます。

保険診療でもできる「痛みに配慮した治療」

「痛くない治療＝高額な自由診療」というイメージを持たれることもありますが、当院では保険診療の範囲内でも痛みを抑える工夫をしっかり行っています。

• 表面麻酔や電動麻酔の使用
• むし歯の進行度に応じた最小限の切削（MI治療）
• 再発しにくいように丁寧な処置を行う
• 麻酔の必要がない小さなむし歯の場合は経過観察や予防処置で対応することも

治療そのものは保険診療でも十分対応可能なことが多く、患者さまのご希望を伺いながら無理なく進めていくことを大切にしています。

丁寧な診療が「痛みの軽減」につながります

実は、痛みを少なくするためには技術だけでなく「対応の仕方」もとても重要です。

• 治療の前にしっかり説明をする
• 痛みが出そうなときは必ずお声かけをする
• 「少し休みましょうか？」と無理なく進める
• 患者さまが不安に思っていることを察して寄り添う

こうした丁寧な対応によって、「緊張」や「不安」がやわらぎ、実際の痛みの感じ方も軽減されることが多いのです。
また、痛みの感じ方や不安の度合いは人それぞれ異なります。だからこそ、私たちは一人ひとりの気持ちに寄り添った診療を心がけています。

「痛くない治療」は、怖がりな方こそご相談を

当院では、初診時やカウンセリング時に「歯医者が怖い」「麻酔が苦手」「以前に嫌な思いをした」といったお悩みをうかがうことがよくあります。
そのような方にこそ、少しずつでも歯科への苦手意識をなくし、自信を持って通えるようになっていただきたいと願っています。治療の内容・進め方・使用する器具まで、可能な限りわかりやすくご説明し、ご納得いただいてから治療を始めます。

最後に〜安心して通える歯科医院を目指して〜

「痛くないから、また来ても大丈夫だと思えた」そんな声をいただけることが、私たちにとって何よりの喜びです。
不安や疑問は、遠慮せず何でもお話しください。怖くない、痛くない、やさしい歯科医療を、これからも心を込めてご提供してまいります。